Lectures

MONO JAPANのレクチャープログラムでは、日本の工芸品・デザインの歴史や物語、 そしてオランダの専門家たちによる日本との共同プロジェクトなど日蘭間でのモノづくりに関する 先進的な取り組みのご紹介など、多様な見地から日本のモノづくりを見ていきます。日本からのモノづくりの作り手やキュレーターがモノづくりへの想いや伝統的な技術について、独自の美意識について語り、デザイナーが背景やインスピレーションを皆さんと共有し、オランダの専門家たちが日本のモノからのインスピレーションにより起こったイノベーティブな動きについてお話しするなど、日蘭の多彩な講演者が登壇します。この機会を是非お見逃しなく。

レクチャーはすべて無料です。事前のお申込みは必要ございません。MONO JAPAN 2018の入場チケットが必要となります。

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セラミックリンク:過去から現在へ繋がる磁器

Menno Fitski / メノ・フィツキ

オランダ国立美術館 (Rijksmuseum) アジア美術学芸員

Christina Meindertsma / クリスティン・メンデルツマ

アーティスト/ デザイナー

日時: 2018年2月17日 (土)  18:15 - 19:15
場所: Lloyd Zaal

第3回モノジャパンのテーマは”コラボレーション”。最近は日蘭間でのコラボレーションを継続的に目にするようになりましたが、そのきっかけはやはり2016年にセンセーショナルに発表された”2016/ ARITA”でした。アムステルダム国立博物館アジア美術学芸員で有田焼専門家のメノ・フィツキ氏と世界的に活躍するデザイナー、クリスティン・メンデルツマ氏のお二人による、歴史的、文化的、またクリエイティブな見地から、”2016/ ARITA"について、また日蘭間のコラボレーションについてお話し頂く、豪華なレクチャーです。

  • Menno Fitski
    Menno Fitski メノ・フィツキ  ライデン大学とオックスフォード大学で日本語と日本文化を学び、1997年以来、オランダ国立美術館 (Rijksmuseum) のアジア美術学芸員。 (Website Rijksmuseum)
  • Christien_Meindertsma
    Christien Meindertsma / クリスティン・メンデルツマ  アーティスト / デザイナー。デザインアカデミーアイントホーフェン を卒業。原材料や製品の一生をリサーチし、工業化により遠く離れてしまったプロセスへの理解を取り戻すデザインを目指している。 (Website Christien Meindertsma)
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茶道、武家茶とは? Sweet Hirado / 東西百菓之図のオランダ発表に寄せて

松浦 章

平戸市に在る財団法人松浦(まつら)史料博物館・理事 / 肥前平戸藩松浦家41代 / 武家茶、鎮信流御宗家

大地 千登勢

アーティスト / キュレーター / Sweet Hirado・東西百菓之図 プロデューサー

日時:2018年2月18日 (日)  15:00 - 16:30
場所:Lloyd Zaal

16世紀から西欧との貿易港として名を馳せ、世界からフィランドと呼ばれた平戸は、かつて約100年間、異国文化到着の最先端の地として栄え、平戸松浦家が明治まで約700年間領主を務めましたが、オランダ商館の長崎出島への移転に伴い、平戸の商館は取り壊されてしまいました。外国との貿易市場を失うというこの厳しい移り変わりの時期に、29代目松浦鎮信は文武両道の素晴らしい政治を行っただけでなく、武家茶・鎮信流を創始しました。
この鎮信流の存在が、200年後に『百菓之図』を生み出し、そして今世紀、オランダのクリエーターとの協力によって、この『百菓之図』に触発された和菓子プロジェクト、Sweet Hirado / 東西百菓之図 が生まれました。
茶道の存在がなければ、極端にいえば和菓子の存在というものはありません。また茶道と呼ばれる茶の本来の姿は一人の人間の日々の生き方が映し出されたものだったに違いありません。
武士と禅と茶道の関係とは何か。武家茶とは何か。
松浦家に伝わる話も紹介しながら、菓子と茶道の関係を鎮信流宗家・平戸松浦41代目松浦章氏にお話し頂きます。

  • 松浦 章
    松浦 章 平戸市に在る財団法人松浦(まつら)史料博物館・理事。肥前平戸藩松浦家41代。武家茶、鎮信流御宗家。(Website Matsura Historical Museum)
  • 大地 千登勢
    大地 千登勢アーティスト / キュレーター。Sweet Hirado・東西百菓之図をプロデュース。アートやデザイン、文化人類学の分野を横断しつつ東洋、西洋の融合と並列を試み、ユニークな彼女自身の美意識を通して次なる世界、物語を作る。 (Website Chitose Ohchi)