Collaboration


テーマ:コラボレーション
MONO JAPANでは日本のプロダクトを応援するように、欧州発のプロダクトや数多くの素晴らしいクリエイターも応援しています。このような想いから、2018年は以下のコラボレーションが誕生しました。

MONO JAPAN SPECIAL EDITION DESIGN
“日本と欧州の文化やクリエイティブな交流を育むプラットフォーム”であると同時に、私たちが実際に日蘭のクリエイターの間に立ち、アイデアをプロダクトにするという新たな方向性が加わりました。

PHOTO EXHIBITION
会期中は WOTH x The Gallery Club 企画 Iwan Baan 写真展を開催。日本の建築や風景など多くの作品を撮影している世界で注目する写真家 Iwan Baan の切り取るデザイン性や、美を感じる日本の姿をアムステルダムの Lloyd Hotel & Cultural Embassy 内で展開することで日本とオランダのモノと場と人が交差する、リアリティーある機会を創造します。

INSTALLATION
初回MONO JAPAN の開催後、「オランダ&九州」プログラム など様々なコラボレーションがオランダ・日本のクリエイターの間で生まれました。その一つに今回出展しているうなぎの寝床とオランダ在住クリエイターらが作り上げた、九州の伝統的な久留米絣のテキスタイル作品があります。過去にDutch Design Weekにて展示されたこの作品を、この度特別に会場にてご覧いただけます。

THE POOR MANS SUIT

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Bonne Suits x MONO JAPAN - The suits with 4 Japanese fabrics

Bonne Suits

THE POOR MANS SUIT

展示会場: Salon

アムステルダムの人気スーツブランドBonne Suitsは、“貧乏人のスーツ“というユニークなコンセプトで、オランダやフランスの昔の労働者階級のユニフォームだった形を元にした、どんなオケージョンにでも着れるユニセックスなスーツをデザインし販売しています。MONO JAPANは日本のテキスタイルメーカーから4つの異なる生地を選び、今回彼らとともにコラボレーション・スーツをデザインしました。

コラボレーション・スーツの素材として、以下4つの生地が登場します。

- 宝島染工:藍染、泥染の布(2016, 2017年にMONO JAPAN出展)
- ヤンマ産業&はらっぱ:会津木綿(2018年MONO JAPAN出展)
- 匠工芸:博多織の生地(本プロジェクトを後援)
- 増田セバスチャン: 6% DOKIDOKI ブランドのパターン

このコラボレーション・スーツのはファッションショーとして2月15日のオープニングでお披露目されます。また、スーツはMONO JAPAN会期中に展示されます。

Weaving in production at AE HANDKERCHIEF

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Christien Meindertsma x AE HANDKERCHIEF - MONO JAPAN Tea Towel

Christien Meindertsma

デザイナー / アーティスト

AE HANDKERCHIEF

創業明治初年 播州織・ハンカチーフ製造

展示会場: Salon & Room 211 (orit.展示室)

MONO JAPANの“日本のメーカーとオランダのクリエイターと共に1つのプロダクトを生み出してみたい!”という想いが形になったプロジェクトです。
オランダの著名デザイナー、クリスティーン・メンデルツマは有田焼のブランド“2016/ Arita”にもプロダクトデザイナーの一人として迎えられた、現代のダッチデザインを牽引するクリエイターの一人です。
阿江ハンカチーフは去年MONO JAPANにてスカーフブランド“orit.”を発表。日本国内では社名の通り、ハンカチ業界の60%のシェアを持つ歴史ある会社です。欧州でのハンカチに代わる人気商品としてティータオルが良いのではないか?とのアイデアから、MONO JAPANと共に商品開発に挑みました。クリスティーン・メンデルツマからは可能な限りオーガニックでの商品作りをというガイドラインのもと、阿江ハンカチーフの確かな技術力で高品質のMONO JAPANティータオルが生まれました。

このティータオルは会場で展示されます。もちろんMONO JAPANのお土産としても会期中ご購入いただけます。
また、クリスティーン・メンデルツマは会期中、オランダ国立博物館アジア美術学芸員メノ・フィツキ氏と「セラミック・リンク」というテーマで登壇します。お楽しみに!


Photograph by Iwan Baan / Benesse House Museum by Tadao Ando

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PHOTO EXHIBITION : Insular Insights by Iwan Baan presented by WOTH x The Gallery Club

Iwan Baan

写真家

WOTH Wonderful Things Magazine

マリー・ヘッシングとトーン・ラウウェンによって創刊されたインディペンデント・デザイン誌

The Gallery Club

アムステルダム発の写真プラットフォーム

展示会場: Platform 4

オランダのデザインマガジンWOTH Wonderful Things Magazine は2018年1月に発売の第8号にて日本に大きくフォーカスし、日本とオランダの間で生まれた 2016/ Arita や日本にインスパイアされたオランダ人デザイナーなどを取り上げ、オランダや欧州のクリエイターを刺激してやまない日本の魅力に迫ります。このWOTH日本特集号の発売を記念して WOTH x The Gallery Club 企画 Iwan Baan 写真展を開催します。

Insular Insights by Iwan Baan
今回展示される写真は、本『Insular Insight』で発表され、瀬戸内海に浮かぶ直島、手島、犬島という現代アートや建築を愛する人々の巡礼地を撮影したものです。公共スペースの作品や場所特有のインスタレーションと共に、これらの島には現代アートの美術館やコレクションが数多くあります。また、妹島和世+西沢立衛(SANAA)や安藤忠雄、三分一博志といった建築家による建物をはじめ、リチャード・ロング、クリスチャン・ボルタンスキー、ウォルター・デ・マリア、クロード・モネ、杉本博司など、多くのアーティストの作品も擁しています。
過去10年間にわたって島々を足繁く訪れたイワン・バーンの写真は、些細なディテールと巨大なパノラマの間を行き来しつつ、瀬戸内海に浮かぶ島々と、そこでの自然・アート・建築物の流れるような移り変わりを多方面から生き生きと描写しています。

Photograph by Jeroen van der Wielen / Opening Traditions

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INSTALLATION : Opening Traditions by Makiko Shinoda, Emilie Pallard, Niels Heymans

Makiko Shinoda

デザイナー

Emilie Pallard

デザイナー

Niels Heymans

デザイナー

展示会場: Restaurant

「オープニング・トラディションズ(「伝統をひらく」の意)」はデザイナー篠田真紀子(日)、エミリ・パラール(仏)、ニルス・ヘイマンス(蘭)によるコラボレーションプロジェクトです。彼らは二年にわたり、福岡南部の筑後地域に伝わる、伝統的な木綿織物である久留米絣の技術に関する研究を行いました。絣とは織りの前に図案に合わせて糸をくくって染める ことで、かすんだような模様が散りばめられた、繊細な風合いの生地を生む技術です。制作は、 久留米絣を三代にわたって織っている織元、下川織物の全面的な協力を得て行われました。
オープニング・トラディションズはこの伝統技法に新しい視点をもたらします。デザイナーらは織ったときに幅広い色調を生む12の色味を使い、特徴的な色の配合を作り上げました。日本の風景に着想を得たこの幅広い色彩は、伝統的な藍色や白色の配色から大きく飛躍したものです。生地は通常の24センチ丈の固定されたパターンのリピートではなく、本来は緯糸(よこいと)のための染色パターンを経糸(たていと)に使用したスマートで流動的なデザインです。彼らは今後この生地を使用した服をデザインすることで、様々な人に久留米絣の技術に対して興味を抱いてもらうことを狙いとしています。
オープニング・トラディションズは二つの交わり合った文化の間に新しい関係を生むとともに、伝統的な工芸技術と現代のデザインの出会い、数世紀にわたって育まれてきた経験と若く新鮮な感性の融合を表現しています。